【レポート】Designer & Alteryx Analytics Cloud Platform: A Lovestory – Alteryx Inspire 2023
こんにちは、スズです。
現地時間の2023年5月22日(月)~5月25日(木)に、ラスベガスにてAlteryx Inspire 2023が開催されました。本記事では、Alteryx Inspire 2023で開催されたセッション『Designer & Alteryx Analytics Cloud Platform: A Lovestory』についてお届けします。
セッション概要(日本語訳)
既存のAlteryxの処理でビジネスを動かしているが、クラウド領域でより多くのことが行えると考えている。Alteryxのオンプレミスとクラウドの同時活用について、ドラマチックな事例を見ながら学んでいきましょう。マーケティングのMichelleとファイナンスのNicoleは、より良いパートナーになるための方法を、Alteryx Analytics Cloudプラットフォームに求めています。笑いあり、涙があるかもしれませんが、この2つの部門は最終的に調和を見出すことでしょう。
登壇者
- Nicole Johnson
- Manager, Product Management, Alteryx
- Lindsey Zibell
- Director, Product Management, Alteryx
- Michelle Klaer
- Senior Manager, Product Management, Alteryx
セッションレポート
Lindsey Zibell氏:
- 今日はちょっとしたデモンストレーションをする
- 2人の架空の人物が抱えている問題に対して、解決策を提示する
登場人物1
Lindsey Zibell氏:
- Lindsey Zibell氏
- 実際には、プラットフォームチームのプロダクトディレクター
- 今日は、プロフェッショナルが組織の様々な部分でうまくコラボレーションすることを保証するプログラムを開発したプラットフォームセラピストの役
- IT部門やリーダーシップ部門などの所属で、異なる部門やチームの横断の課題を抱えていることを観察して統一的な解決策を提案できるような立場にいる
登場人物2
Michelle Klaer氏:
- Michelle Klaer氏
- 実生活ではシニアプロダクトマネージャー
- 顧客エンゲージメントプログラムで新しいストーリーや経験を発掘する
- 今日はマーケティング担当
- Salesforce、SharePoint、Snowflakeのような様々なソースからデータを読み取り、成長機会や収益拡大を理解できるように、チーム全員にデータを提供している
- クラウド製品を好んで使っているが、これらのアプリケーションやクラウドソースを活用することでデータの処理を合理化し、パイプライン化することができる
- 大部分がオンプレミスにある多くのデータの処理は、時には困難になる可能性がある
登場人物3
Nicole Johnson氏:
- Nicole Johnson氏
- 実際にはプロダクトマネージャー
- 本日のデモンストレーションでは、ERPで全てのデータソースを統合できるようにすることを担当している
- 懸念しているのは信頼性と精度の一貫性
- 処理の確認やパートナーとのコラボレーションのためのソリューションやアイディアのテストに時間を費やしている
- クラウドは興味深いが、オンプレミス製品に囲まれている方が快適
Michelleの問題
Michelle Klaer氏:
- データソースへのアクセスを安全で、シンプルかつスケーラブルにしたい
- ガバナンスを非常に重視している
- チーム内に新しいメンバーを受け入れる必要があり、新しいメンバーがすぐに参加してすぐに理解できるようにしたい
- これを組織内で実現するために、分析チームとの共有とコラボレーションを行っていきたい
- マーケティングチームと管理チームは極端な問題を解決することに集中しているため、大きな障壁となる
- チーム内のメンバーはそれぞれ異なる場所にいる
- 分析クラウドプラットフォームを活用して効果的に連携するにはどうしたらいいのか?
Nicolleの問題
Nicole Johnson氏:
- Alteryx Designerのワークフローの構築に何年も費やしてきた
- 何百ものアセットがあり、これまでの投資を無駄にしたくない
- クラウドの利点を探していること
- 壁を作るのではなく、障壁を減らしていくことが大切
- IT部門で一元管理できるようにしたい
解決パート
Lindsey Zibell氏:
- Designer、Serverと並んで、Designer Cloud、Machine Learning、Auto Insight、Location Intelligenceが掲載されいてる
- Alteryx Analytics Cloudは、Alteryxの新しいアーキテクチャ
- DesignerとServerを囲むこのプラットフォームを含むポートフォリオを構築するために時間を費やしている
- 一番下にオンプレミスとクラウドのハイブリッドの環境を提示している
- このポートフォリオは、企業にとってどのような形態でも機能し、ハイブリッドソリューションとして併用することで、最大の効果を発揮することができる
プラットフォームの機能
ワークスペース
Lindsey Zibell氏:
- ユーザーが誰と仕事し、どのように物事を許可したかを整理できる
堅牢な接続オプション
Lindsey Zibell氏:
- 幅広い接続オプションを用意している
専用の製品体験
Lindsey Zibell氏:
- 達成しようとしているタスクに応じて、明確な個別の体験を作成した
- 空間データを使用している場合はLocation Intelligenceを使用できる
- 機械学習モデルで予測、分類、構築しようとしている場合、または機械学習について学ぼうとしている場合はMachine Learningを使用できる
- Auto Insightは自分自身で理解が及ばないときに効果を発揮する
- Alteryx Analytics Cloudは、Alteryx Designerのデスクトップ製品よりも小規模なツールセットになっている
- 小さく提供することで、コラボレーションに効果的となっている
オーケストレーションと自動化
Lindsey Zibell氏:
- Alteryx Analytics CloudプラットフォームにはPlanというものがある
- ワークフロー、機械学習などをPlan内のノードとして扱える
- 製品を連携して動作し、相互にデータをやり取りできる
- これは、将来的にはデスクトップ製品とクラウド製品をどのように結びつけるか、ということにも当てはまる
インフラオプション
Lindsey Zibell氏:
- クラウドプロバイダーについては多くのフィードバックをいただいて、Alteryx Analytics Cloudのロードマップで計画している
Alteryx Designerのデスクトップとクラウド間のリンク
Lindsey Zibell氏:
- 将来的には、Alteryx Designer Cloud上の特定のワークスペースへの接続をAlteryx Designer Desktopに作成することになる
- 現在、Alteryx Serverでは、自分自身のワークフローをアップロードしている
- クラウド化することでできることは、Alteryx Serverを利用する場合と似ているようで異なってくる
- Alteryx Designer Cloudでは公開するワークフローに手を入れる必要がないため、複雑なことをする必要がない
- クラウド化することでできることは、Alteryx Serverを利用する場合と似ているようで異なってくる
エンディング
Michelle Klaer氏:
- マーケティングチームの中でプログラムをすケースするのに役立つ
- ユースケースも拡大できる
- Alteryx DesignerのUIをクラウド上で利用できるのは素晴らしいこと
- オーケストレーションと自動化の機能を使うことで、チーム内での適切な処理とパイプラインの構築に役立
- 冗長なステップを減らすことができる
- 私たち双方にとってメリットのある解決策
最後に
Alteryx Inspire 2023のセッション『Designer & Alteryx Analytics Cloud Platform: A Lovestory』のレポートをお届けしました。